2013年9月1日日曜日
映画アンコール見た
おじいちゃんおばあちゃんがロックやポップスを歌ってるのが、
ミスマッチで面白い、みんな生き生きしててすごく可愛らしい。
真剣に練習に取り組んでいて、なかなかうまい。
合唱のシーンは、こちらもノッてくる。
耳にしたことのある昔のポップス、ロックを選曲してたので懐かしく感じる。
練習中にのり過ぎて、ぎっくり腰になったおじいちゃんや倒れたりする人
がでてきたりと、いろんなハプニングが起こるが、なんか笑いにしてしまう
雰囲気がよかった。
コーラスグループ名が「年金ず」。というのがいい。
妻のマリオンが重篤な病を持っているにもかかわらず、ここに通いたがった
気持ちも理解できる。
歌の力と歌友達の存在があったからだろうな。
マリオンのがやっとの思いで立てたステージのソロで歌ったのが、トゥルーカラーズ。
夫へのメッセージを込めて歌いきった。
渾身の歌を聴いた夫、アーサーの表情にいろんな思いを感じた。
気難しいだの社交的でないなどと周りに思われても、マリオンの身の回りの世話や介護
丁寧に愛情深くしているのを見ると、外面だけ良い夫よりは何倍もいい。
二人のやりとりに、長年ともにしてきた夫婦の絆と愛を感じる。
マリオンの願いは、アーサーに息子のことを理解して欲しいこと。
生きている間に和解して欲しいのに。
マリオンを二人で看病することで、父子の隙間が縮まるかと期待したけど、それはない。
医師から死期が迫っていると告げられてからと亡くなってからは、余計に離れていく。
最愛の妻を亡くした喪失感でアーサーは、立ち直れない。
本来マリオンが歌うことになってたソロでのパートをアーサーが代役することにした。
コンクールにでて歌うまで、いろんな葛藤、挫折を乗り越える。
マリオンが伝えたかったこと、分かった。
前向きに生きること、楽しむこと。
アーサーの人生は、これからアンコールするんだね。
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